パチンコやスロットをやめたい。と考えた人に対して心構えや考え方のアドバイスをすると、
「分かっているけど、でも」
の
「でも」
という言葉を本当に良く聞きます。
もちろん直接言わなくても、心のどこかで思ってしまっている。
気持ちはわかります。
突然自分の生活が変化してしまうので、
・空いた時間一体何をしたらいいのかわからなくなってしまう
・ワクワクを抑えられる自身がない
・自分には無理なのではないかと思ってしまう
このような感情が出てくるのだと思います。
しかし、何か行動に変化を起こさなければ当然何も変わらない。というのも分かっているはず。
この『変化を嫌がる自分』にまず気が付くことが大切です。
依存しているもう一人のあなたは依存を継続させようとする
パチンコをやめる方法を調べてみた。
アドバイスを受けた
セミナーなどで聞いた
「話は分かった」「でも」
と考えるあなたは、もう一人の自分だということにまず気が付くことが大切です。
もう一人の自分というのは、二重人格という話ではなく、「冷静ではないあなた」つまり『依存状態に陥っているあなた』です。
パチンコに行ったことを後悔しているあなた、パチンコをやめる方法について調べているあなた。
このときの「あなた」はとても冷静。
しっかりと理性の働いている本当のあなたです。
しかし、「ワクワクしてくる」「いてもたってもいられなくなる」「やめる方法を聞いたけど否定したくなる」「自分に出来る変か分からないから話半分に聞く」
このようなあなたはもう一人の自分。
依存に陥ってしまっているあなたなのです。
だから『行動に矛盾を感じる』のです。
否定する自分に早く気付いて
『依存状態にいるあなた』はなんとしても依存状態を継続させようとします。
当然パチンコをやめる方法なんて話を聞いたら、
「もしかしたらパチンコをやめなくてはいけなくなってしまうかもしれない…」
これを阻止するためにも、内容を否定したり話を聞きたがらない。という拒絶反応を起こすのです。
まず大切なのはもう一人の自分に気が付くこと。
そしてもうひとつは、どんな方法でもいいので実行してみる。ということです。
心の中で否定する自分の声のボリュームを小さくしましょう。
行動を変えなければ変化はしません。