「友達とパチンコに行く」
「仲がいいから遊びに行くときは大体一緒」
友人とパチンコに行くとなんだか楽しい気分になりますよね。
行く前も終わった後もパチンコやスロットの成果を話したり。
同じ経験があるのですごくわかります。
しかしこれだけは言えます。
もしあなたが真剣にパチンコをやめたいと考えているのであれば、
一度よく「パチンコ仲間」との関係を真剣に考えてみてください。
もしも今までと同じ考え方のままだと、あなたがパチンコをやめることのできる可能が大幅に減ることになります。
「付き合いでしかたない」ということもよくわかります。
しかし、その”付き合い”というもののためにあなたの資産がどのように変化してしまうのかというのもまず自分のために真剣に考えてみましょう。
友人付き合いを考える
私自身にもいました。
一緒にパチンコに行く前日から友達の家に行き、翌日どんな台を打つかで盛り上がる。
朝一緒に並んでそれぞれ目当ての台へ。
お昼過ぎに一度休憩で一緒にラーメン。
楽しいですよね。すごくわかります。
しかし、あなたがその友人と同じ関係を続けていく限りあなたはパチンコはやめることができません。
「パチンコに行かなくなれば自然と遊ばなくなる」と考えていくかもしれませんが、結局友人に誘われて我慢できずに行ってしまうというケースがものすごく多いのです。
先に友人とのかかわりを考える
タバコをやめようとして失敗してしまう原因の一つに
「目の前で友達が吸っていて一本もらった」
「タバコを吸う友人とお酒を飲みにいって勧められた。我慢できなくなった」というものがあります。
何か自分の中で制御しようと考えた時の自制心というのはとても不安定なものです。
自分でどんなに「大丈夫だ」と思っていてもふとしたことでもろく崩れてしまうこともあります。
友人関係というのは良くも悪くもその原因の一つです。
やめるキッカケになってくれる人もいれば、逆に悪習に戻ってしまうキッカケになる人もいます。
もしも真剣に考えているなら、要因や原因となるものを少しでも減らしておくべき。
「いつもパチンコに誘ってくる」という友人と自ら距離を置きましょう。
なにも一生口を利かないというわけではありません。
自分がパチンコ欲に負けないぐらいの状態になったらまた一緒にご飯などに行けばいいだけです。
友人だけでなく親戚の場合
以前、ご結婚されている女性の人に相談を受けた時の内容です。
その方はご主人のお母さまととても仲が良いようです。
姑と仲良くできるのは素晴らしいですよね。
しかし、姑さんのほうが大のパチンコ好き。
相談をしてくださった方は、家計のためにもなんとかパチンコをやめたかったようなのですが、
姑さんから誘われるのでどうしても断りにくく行ってしまうのだとか。
たしかに難しいですよね。
こんな場合どうしたらいいのか
友人ではなく姑さん。関係性を悪くしたくない。
確かに難しいですよね。
脱パチンコのためには一見難しいような内容ですが、実は結構方法はあります。
一つ目は、徹底的に自分のお金で遊ばないということ。
その方はお金がないと伝えると姑さんがお小遣いをくれるとのことでしたが、もしもらったとしても自分の自腹で絶対に払わない。
そしてもしも勝ったしまったら全額姑さんに上げましょう。
つまり自分のお金がパチンコとは無縁の状態にするのです。
「自分にとって関係ないもの」にするのです。
「私のお金は私のもの」「パチンコはパチンコ」このように割り切ります。
「少しは自腹を切らないと申し訳ない」という優しさは切り捨ててください。
「今月苦しくて、これ以上は…すみません」など言い訳すれば無理強いはしないはずです。
それに姑さんのお金もいつか尽きます。
「さすがにこれ以上はお小遣いであげれないな…」という状態で暇そうに待っている姿をみれば普通は「なんだか悪いことをしている」と感じて誘わなくなってきます。
自分のお金が2倍の速さで減ってしまうことも考えれば自然な流れです。
二つ目は、自分にとっての趣味と用事を作ってしまうこと。
誘われても明確な断る理由があれば相手も納得せざる負えません。
料理教室やその他の趣味でも、言い訳にできるなにかを始めるというも一つの手です。
無理やりやめさせるのはNG
友人の場合も先ほどの姑さんの場合も、
自分がパチンコに行くのをやめたい。しかし相手にどうしても誘われてしまう。
「それなら相手にもやめさせよう」と無理やり行動するのは絶対にやめましょう。
パチンコやスロットをやめるためにとても大切なのは『自発』です。
自ら考えてもいないことを強制されるのは人間にとって大きなストレスです。
場合によってはお互いの関係が悪くなってしまうことも考えられるので、あくまで脱パチンコは自分だけの行動にとどめておくべきです。
パチンコから完全に足を洗って安定した生活が送れるようになったあなたを見れば、自然と「うらやましい」と感じるようになり、そこから相手の自発が生まれることも十分考えられます。
自分のためになることは相手のためにもなる
自分がパチンコをやめたいと考えたということは、やめることが人生のプラスになる。と感じたからではないでしょうか。
もしかするとそれはあなたの大切な友人や親戚、家族のためになることかもしれません。
大切に思う人のために自分がまず行動を起こして道を示してあげる。
その道を見て大切な人が進みだす。これが理想と言えるのではないでしょうか。
自分が同じフィールドで同じように染まっている間は誰も何も変わることはありません。