労働している男性の写真

考え方や思考法を使ってやめる

楽してお金を稼ぐと働くのが馬鹿らしくなる

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「今日も楽して楽しく3万円儲かった」
「今月はもう10万以上プラスだ」

パチンコやスロットをしていると、いとも簡単にお金が手に入ってしまう感覚を味わうことがありますよね。

 

強く感じるのが、自分が働いている給料以上にお金が儲かってしまったとき。

 

私自身お恥ずかしながら何度こんな感覚を味わったか分かりません。

 

そしてその感覚の先にあるのが「普通の働くのがバカバカしく思える」こんな感覚です。

 

それもそのはずですよね。普通に働くことの何倍も楽をしてお金が手に入ってしまうんですから。

 

まともに働く感覚がおかしくなる

この感覚はきっとパチンコやパチスロに限ったことではありません。

 

その他の賭け事、株やFXなどをやったことがあるかたも同じ感覚を味わったことがあるのではないでしょうか。

 

自身は以前時給650円ほどでライブ会場の設営、そして深夜解体作業の仕事をしたことがあります。

深夜は少し手当てがあったと思いますが。

 

朝っぱらからどデカいライブ会場に炎天下の中繰り出し、凄まじい広さの芝生にパイプ椅子2万個を手分けして運んで並べるというとてつもない重労働。

深夜も同じように働きアリのごとく重い機材や使った道具を朝方にかけて片付けるという仕事。

 

今でも同じように仕事されている方に失礼とは重々承知ですが、ハッキリ言って地獄でした。

 

もともと肉体労働に自信がある方ではありませんし、なんといっても時給が割りに合っていなさすぎる。

 

1日6~7時間ほど死ぬような思いをして働いた稼ぎがなんとたった4千円ちょっと。

休憩時間に食べるものを事前に買っていくなら約4千ほどにしかなりません。

 

さらに可哀想だったのが、その場所まで行く車を運転してくれた人が行き帰りの高速代を自腹で負担してくれ、片道1000円以上かかるので、その人に至ってはそれだけ働いて1000円ちょっとの稼ぎにしかならない。

 

こんな仕事を経験したことがあります。

 

かたやパチンコやパチスロで勝った時は、一日ほとんどストレスもなく、手を軽く動かしていればいいだけ。

冷暖房のきいた心地よい店内で椅子に座って数万円単位の儲け。

 

これなら働くのがバカバカしく感じてもおかしくないですよね。

 

自身も同じだったので気持ちが凄く分かります。

 

それは勝利と言えるのか

パチンコやスロットで勝つこと。

確かに簡単にお金を手に入れることができます。

 

自身が経験した地獄のような労働環境は極端ですが、パチンコやパチスロでお金が儲かることも果たして勝利と言えるか疑問です。

 

楽していとも簡単にお金を稼ぐことができるとみなさんの頭の中にはこのよう感情が芽生えます。

 

「また楽してお金を稼げる」

 

頭で思っていなかったとしても潜在意識にはすり込まれます。

 

しかしパチンコと労働。決定的な違いが一つあります。

それは『リスク』です。

 

労働、つまり仕事は働けば働くほどお金が手に入ります。

自分の力と時間を使った対価です。

 

しかしパチンコやスロットは違います。

 

確かに自分が行動した何倍、何十倍もの対価を得ることもありますが、同時に何倍、何十倍もの対価を支払うことになることもあります。

 

「1時間パチンコしたら1万円無くなった。」

こんなことって結構ザラですよね。

 

しかしもし逆に1万円を安定して稼ぐとしたらどのくらいのあなたの時間と体力を使わなければいけないのでしょうか。

 

時給1000円のアルバイトをしていたとしても。休憩なしで10時間の労働です。

 

あなたはヘトヘトになってかなり疲れるでしょう。

しかし、それでようやく1万円なのです。

 

得るものを優先して考えるのは前向きで悪くないことだと思いますが、パチンコやスロットに関しては、
”失う可能性”についてキチンと目を向ける必要があるのではないでしょうか。

 

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