『確立の収束』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
確立の収束とは、一定の回数以上行動を行うと、確率通りの結果に近づいていく。というものです。
この確立の収束をという現象がある限り、パチンコやパチスロを長期的に遊べば遊ぶほど負ける割合が多くなっていくのです。
もしも「パチンコやスロットは運がすべてだ!」と考えている人はこの数学的に起こる現象を知っておいてください。
確立の収束
例えばサイコロを振ったとします。
初めは6回サイコロを振りました。
すると結果は
1の目 | ○ |
2の目 | |
3の目 | ○○○ |
4の目 | ○ |
5の目 | ○ |
6の目 |
このように3の目が3回。1、4、5が一回づつで後は0回という結果になりました。
確立は全て同じはずなので本当ならそれぞれ1回づつ出るはずですが、そんなこと滅多にありません。
どれかに偏ってしまうのが普通です。
しかしこれはあくまで6回振っただけの確立。
サイコロを振る回数を、100、1000、10000回と増やしていくことで必ず出る目のムラがなくなり、確立が均一化されていくというのが逆らうことのできない物理法則なのです。
この法則の事を確立の収束と言います。
確立をパチンコ店は数値で計算している
パチンコ店は娯楽施設ですが、経営している側は仕事として考えています。
当然お店を運営していくためにも日々どのようなお金の流れが起きているのかを全て細かくデータ分析しています。
「なんとなく」では絶対にやりません。
毎月単位で必ずお店側に利益が出るように計算する。出なければあっという間に潰れてしまいますからね。
そのためにも、パチンコ台の設定、そして確立をだれよりも熟知しています。
確立の収束で遊戯者が活用に出来ているようなお店は翌月潰れます。
つまりパチンコやスロットにある「設定」を計算して確実のお店に利益が出るようになっているので、長期間パチンコやパチスロを運の力だけで行うとほぼ間違いなく負けることになるのです。
短期間遊んだことで一時的に資産が増えて喜ぶのもいいと思いますが、「サイコロの目が偏っただけかもしれない」という危機感を常に抱くべきではないでしょうか。