『人は変化を怖がる』
これは人間の生存本能に関したもので、変化を怖がる感情があなたをパチンコをやめにくくしてしまっていることに早く気が付かないといけません。
感じたことがありませんか?
子供の頃髪の毛を切るのが嫌だった。
なぜか休みになると毎回同じ行動をしてしまう
出かけると言えば大体同じ場所。
これらは「変化を怖がる」あなたの潜在意識がそう行動するように無意識に命令しているのです。
変化を怖がる人間
一体なぜ人間は変化を怖がり、同じ行動をしてしまうのか。
それは『安全』だからです。
人は原始時代狩りをして生活していました。
いつもと同じ狩場なら地形も把握していてなにか問題が起きたときの退路も分かります。
しかし、自分が全く知らない狩場は、本当に獲物がいるかも分かりませんし、トラブルが起きた時家に帰ることができなくなる危険があります。
当然そんな場所は危険が多いので避けるようになります。
一度経験したことで安全性を確認した行動を繰り返したくなる。というのはDNAで組み込まれてしまっている本能なのです。
覚えがないだろうか
子供のころ髪の毛を切って学校に行くと、クラスの人から注目されてしまうから何となく嫌だった…
長期連休をもらえたのは良いが、結局いつものと変わらない休日を繰り返しただけだった
時間が空いて出かけると言えばいつも同じ場所。外食をするのも大体決まったお店。
このような経験。
もし覚えがあるのならあなたは無意識に同じ行動を繰り返してしまっていることになる。
パチンコをやめるためには同じ自分を変える必要がある
パチンコ店に足を運んでしまうことも同じことです。
「以前に行ってそれなりに時間も潰せたし楽しかった」
もっとマズイのは
「お金を大量に増やすことができた」
このような経験があると、パチンコ店はあなたにとって安全性の高く、楽しい場所という記憶がインプットされます。
一度そのように感じてしまうと、人間は自分にとって嫌な記憶は時間と共に消える性質があるので多少負けが続くような経験が起きても印象は揺るぎません。
すると休みや時間が空くたびに行くようになってしまい、気が付いたら習慣になっていて抜け出せなくなった。
という人がとても多いのです。
今までと同じ行動を変えるためには自分自身の意識を強く変える必要があります。
変化する自分を受け入れよう
大切なのは、変化する自分を怖がらないこと。
「いつもと同じ行動をしないとソワソワする」「違和がある」
というのはあなたの潜在意識が「同じ行動を繰り返せ」と命令しているサインです。
このサインに素直に従ってしまうと永遠にパチンコをやめることはできません。
幸いにも現在の日本において、山深くに行かない限り知らない土地に行ったからといって猛獣が襲い掛かってくるようなことはありません。
どこに行っても安全です。
変化する自分の違和感に惑わされず、いつもと違う行動をする自分を受け入れましょう。
この感覚はパチンコ依存脱却にとても重要です。