「パチンコを辞めたいけど辞めることができない」という方も多いと思います。
自分自身が依存してしまっている最中は中々気付きにくいことかもしれませんが、実は今は非常にパチンコやスロットをやめやすい時期なのです。
というのも、パチンコ台、スロット台は以前、人間がハマるメカニズムを全力で使うことが出来ましたが、現在のパチンコやスロットは出玉規制、連チャン規制など様々な規約ができ、その規約を守れない台は軒並回収されてしまったのです。
規制だらけのパチンコ台
今現在ホールで打つことのできる台はすべて厳しい規制を潜り抜けられるように作られた台ばかりです。
規制に引っかかる台に関してはリストに並べられ、全て回収されています。
近年の厳しい規制により、昔に比べると射幸性の少なくなった台しか世に出ていないため、「ハマる」「依存する」という感情に陥りにくく、さらに現在ハマってしまっている人でも「物足りない」と感じ抜け出しやすくなっているのです。
以前までは、「一度の大当たりで等価計算10万円確定」「飲まれるが放出が大きくどんな負けでも一気にひっくり返す」「一日数十万単位で勝てた」などの機種が平然とありましたが現在では全て規制対象になってしまいホールには残っていません。
実際なぜパチンコ台、スロット台にこのような射幸性を抑えるような規制が生まれたのか真意は不明です。
個人的には日本の経済政策の一つでもある『カジノ法案』が大きく関わっているのではないか。と考えてはいますが、大手のパチンコ会社が関わっている~等憶測の域で様々なことが言われているのです。
金額が少ない分気持ちの上下が少ない
パチンコ台、スロット台にかけられた制約により、そして1円パチンコや5円スロットの登場で一日における遊戯者の資産の上下が少なくなってきています。
依存を引き起こすキッカケは、ハラハラ、ドキドキです。
変動する金額が少なくなれば当然ハラハラドキドキが少なくなるのでハマりにくく抜け出しやすくなります。
パチンコやスロットで「資産を増やしたい」と考えていた人たちにとっては非常に抜け出しやすい時なのです。
続く規制
パチンコ台スロット台にかかる規制は毎月、毎年のように増えていきます。
規制がかかったうえで去年まで良かったはずなのに、今年に入ってダメになった。というものも多々あり、台を開発する会社、そしてパチンコ店は困惑しています。
そして、今後もおそらく厳しい規制が新たに追加されていくのではないかと考えられます。
「公的ギャンブル」として認められていないパチンコ業界なので、国の決定には逆らえないのでしょう。もともとグレーゾーンでの運営でしたからね。
パチンコが大好きな人にとっては物足りなさを感じ、残念だと思いますが、逆に止めたい人にとっては、規制がハマりにくい土台作りをしてくれたようなのでプラスに考えてもいいのではないでしょうか。