NLPを使ってやめる

オリジナルのスイッシュパターンでパチンコスロットをやめることができた

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前回の記事で紹介させて頂いたスイッシュパターンテクニック。

もちろんこの方法でも良いのですが、自身の場合ややオリジナル性を加えたスイッシュパターンテクニックでパチンコ、スロットをやめることに成功しました。

前回の記事はコチラ

 

オリジナルのスイッシュパターン

普通、スイッシュパターンテクニックはネガティブなイメージをポジティブなイメージに変換することで悪習を改善するなどの効果を発揮します。

どちらかというと、『記憶の塗り替え』と表現した方が近いかもしれません。

 

パチンコを始めとするお金が関与した遊びというのは射幸性が非常に強いのが特徴。

結果的に自分がどうなるかはさておき、行為自体の”楽しさ”というのがどうしても切っても切り離せないのです。

 

そのため自分がオリジナルで考えたのは、逆に行為自体をネガティブなものにする。という方法です。

 

「遊んだら楽しいだろうな」というイメージを「遊んでも楽しくないだろうな」というイメージに置き換えるのです。

そして結果的に自分が理想とする、完全にパチンコスロットを断ち、安心できる毎日を手に入れたのです。

 

パチンコはワクワクするから行く

パチンコやスロットに行く人、打つ人の思考は共通しています。

・打てばお金が増える
・ドキドキ、ワクワクする
・時間が潰せる
・楽しい
・負けを取り返せる
・ほしい物が買えるかもしれない

このような思考です。

パチンコ店に足を運ぶ前にこのようなイメージが先行して脳裏によぎるため、「良し、行こう」と決定づけて足を運ぶのです。

 

では逆にこのようなイメージだったら?

・打った結果財布の中身が一文無しに
・ドキドキする間もなく大当たりもなかった
・時間を潰す前に資金が尽きた
・憂鬱
・負けが増えた
・ほしい物を買えたはずなのに買えなくなった

この例に挙げたようなイメージが頭の中に先行して思い浮かんで来たらあなたはどんな行動を取りますか?

このようなことが起きると分かっているのに行きますか? 普通の人はそんなことしません。

 

依存していない人はネガティブなイメージを持っている

パチンコに行ったことがない人。初めて行ったけど負けてしまい依存しなかった人。興味が元々ない人というのはパチンコに対して元々ネガティブなイメージを持っている人がほとんどです。

 

『時間とお金の無駄じゃない?』こんなことを言われた経験はありませんか?

この言葉こそ依存に陥ってない人がパチンコやスロットに思い描くイメージなのです。

 

そのため当然足を運ぼうなんて思いません。

もしもキッカケが生まれるとしたら、人の付き合いでしぶしぶ行った等の理由しかないのです。

 

ネガティブなイメージが植え付けられれば行きたいと感じない

あなたをパチンコ店へと足を運ばせる、ワクワク、楽しい、お金が増えるかも、というイメージをスイッシュパターンテクニックによってネガティブな情報へと塗り替えてあげるのです。

 

この方法で実際に自分自身がやめることができたので、都合よく全員にとはいかないと思いますが効果はある筈です。

 

今までは感じていた感じ方を変えるので

「考えるだけでワクワクしてきた」→「ワクワクもしないし良いイメージが沸かない」
「お金が増えるかも?」→「お金が逆に減る」
「時間が潰せる」→「ものの数十分でもう遊べる資金が無くなった」

人それぞれ感じ方は様々だと思いますが、大まかにいうとこの様な感じ方になります。

 

具体的な方法

準備段階

落ち着いてものを考えられる時間を作る

まずは、ゆっくりと落ち着いて考えを巡らすことの出来る時間を作りましょう。

私の場合は基本的には夜寝る前の時間を利用していました。

最終的には昼間に行うことになりますが、まずは練習や準備の段階です。

土台作りの為にもあわただしい時間は避け、パチンコ店が完全に閉店して考えなくて済む時間になってからが望ましいでしょう。

 

深呼吸や瞑想で心を落ち着ける

潜在意識にアクセスするためにも、可能な限り気持ちが落ち着いていた方が理想的です。

そのためにゆっくり深呼吸をしましょう。私の場合、瞑想(そんなにしっかりしたものではありませんが)を取り入れて気持ちを落ち着けていました。

”余計なことを考えない”というのが大切です。

 

普段のあなたをイメージ

では普段のあなたをイメージしてみましょう。

時間が空いたときはパチンコに行く。行きつけのお店の、お気に入りの台に座っている。ワクワクしながらパチンコを楽しんでいる。

普段と同じで構いません。できるだけ鮮明に思い描きましょう。かなり簡単なはずです。

 

もしかしたらそれを考えるだけでもちょっとした興奮状態になる人もいるかもしれません。

 

必要なのは「絶対に行かないぞ」という意思ではない

「行かない!という意思を強固にする」「より真剣に考える」等の感情はハッキリ言って不要です。

と言いますか、そんなことを考えても結局は「楽しみたい」という射幸性によって簡単に砕けてしまいます。

 

脱パチンコの為に必要なのは確固たる決意でも強い意志でもなく、『パチンコに対するネガティブなイメージ』なのです。

 

負けた時のイメージを思い描く

パチンコ、スロットをやめるために必要なのは、実は『最大限負けた時のネガティブなイメージ』です。

それが非常に役立ちます。

 

大負けしてしまって、途方もない後悔をした経験はないでしょうか?

次にやることは、その時の記憶を出来るだけ鮮明に思い出して、思い描いてください。

 

・財布の中身が行く前はパンパンだったのに、お店を出る時には不要なレシートしか残っていなかった
・お店を出る時に後悔している自分
・払わなければいけないお金が払えなくなってしまった

色々あると思いますし、やめたいと感じた以上きっとなにかあるハズです。

あまりいい気分ではないでしょうが、あなたがパチンコに思い描くイメージを塗り替えるためです。

 

「はぁ~なんでこんなことをしたんだ…」と深くため息をつきたくなるようなことがあれば思い出しましょう。

 

私の場合、たった一日で10万円ほど失った経験があります。

午前中からパチンコ店に行き、夕方ぐらいには帰りましたが、行く前の段階では財布の中身は1万、5千、千円を含めてパンパンな状態。

「これが一体どれくらい増えるんだろう…」なんて思い浮かべながら遊んでいたら、家に帰るころには結局お札0枚になっていました。

流石にかなり落ち込みました。「一体このお金で何が買えたんだろう…」なんて…

 

金額の違いはあるでしょうが、出来るだけ鮮明に強く思い出しましょう。

 

このネガティブな感情を覚えておく

そして思い浮かんできた後悔、ネガティブな感情を出来るだけ覚えておいてください。

これが『実践』で必要になってきます。

 

実践

行く前に

いよいよ準備段階でイメージしたネガティブなイメージを使うときです。

一体どんな時に使うのか?それはズバリ『パチンコ、スロットに行きたくなったらいつでも』です。

 

暇だな…することないな…と感じた時に、普段のあなたの思考のクセでおそらくパチンコやスロットをイメージすると思います。

そしてそのまま思考を自由にさせていると、「暇を解消できる」「ドキドキワクワクする」という感情が思い浮かんでくるはずです。

 

しかし、できるだけワクワクが強くなる前に、『ネガティブなイメージを思い出してください』しかもできるだけ強く。

 

言葉に出すだけでは意味がない

単に言葉に出すだけで実際に思い描いているのは違う内容。という人がたまにいますがこれでは意味がありません。

 

言葉に出す必要はありません。とにかく強くイメージしましょう。

 

自身が思い描いたネガティブなイメージ

私自身が「パチンコに行きたい!」と考えた時に思い描いていたイメージは、『自分の財布の中身から1万数千円が消えてなくなる』というものでした。

 

数千円では後悔の度合いが小さい。しかし10万円だと額が大きすぎて具体性が弱い。(練習段階では強い後悔の強い額がいいです)

そこで、準備できることはできるが、自分自身が今失ってしまうとそれなりに痛手を負う金額。

このさじ加減だと1万数千円が妥当だったのです。

 

強く思い描く

あなたの思考やイメージを流れに任せてしまうと、必ず射幸性が優先されます。

「楽しみたい」「お金が欲しい」というのは人間にとって大きな欲求です。

 

なので、思考が勝手に暴走する前に手を打ちます。

 

「あ!行きたくなってきた!」と感じたらすかさずネガティブなイメージを強く思い出してください。

 

・財布からお金が無くなる
・欲しかったものが買えなくなる
・生活が苦しくなる
・友人や恋人と約束していた食事に行けなくなる

なんでも構いません。

パチンコの射幸性に対するポジティブなイメージを頭の中で塗り替えてあげるのです。

 

行く気が失せる

もしも、あらかじめ大金が確実になくなる。と分かっていてあなたはお店に行きますか?もしかしたら増えるかも…というは一切なく、100%です。

普通そんなことしません。

 

その分のお金で何か別なことをします。飲みに行ったり出かけたりほしい物を買ったり。

だけど、先がわからないから希望を描いてしまうのです。

 

しかし、描く希望に対して魅力がなくなればどうなりますか?

 

その場合普通行動力が弱くなります。「パチンコに行きたい!」「遊びたい!」という感情が弱くなるのです。

 

実際、私自身がやめて分かったのですが、強い意志のもと苦しんで苦しんでパチンコをやめられた!という訳ではありません。

「なんとなく行く気が失せて、気が付いたら行っていなかった」このような感情です。

 

波は襲ってくる

もしも一度この方法で成功したとしても、必ず「行きたい!」という感情の波は襲ってきます。

「知り合いの話を聞いていたら」などの理由でその前に感じていたものより強く思ってしまうこともあるでしょう。

 

しかし、それを塗り替えるほどの強いネガティブなイメージを思い描いてください。

 

それに、そのネガティブなイメージは実際にあなたに起こった経験のあることです。空想上の事ではありません。

 

いつでも強くイメージできるように、日頃から落ち着いた時間、空いた時間を使ってイメージトレーニングしておくことは非常に大切です。

 

まとめ

パチンコに思い描く”良い”イメージ、記憶を”良くない”イメージに塗り替えましょう。

そして塗り替えた感情をいつでも思い返せる練習をしておくことで、感情が暴走することをストップさせることが出来ます。

 

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