パチンコスロットをやめるために非常に重要なことは、『パチンコ、スロットに対してネガティブなイメージ』を頭の中で思い描くこと。
そしてそのイメージをいつでも思い起こすための方法は以前の記事で紹介させていただきました。
今回はその”練習”をした成果を具体的にいつ使えばいいのか?
ということを紹介させていただきます。
ネガティブなイメージが必要な瞬間
一体どんな時にこれまで練習した『記憶の変換』とも言えるスイッシュパターンテクニックを使えば良いのか。
それはスバリ『パチンコ、スロットに行きたいな~』と感じ始めた瞬間すぐにです。
朝でも昼でも夜でも構いません。
さらに具体的に言うと…ほぼ間違いなく「パチンコをしよう!」と自分の中で決定を下す前に、パチンコやスロットのことを考えるはずです。
そしてパチンコ、スロットを思い立った次に思考するのは、パチンコをやっている瞬間をイメージし「楽しい」「ワクワク」「大当たりするかも?」というポジティブなイメージが出てくるはずです。
そして湧き上がる快楽衝動を抑えらなくなり、「ん~よし行こう!」と決定するはずです。
つまり、一番最初の段階。パチンコの事を考え出した時点で使いはじめましょう。
フッと湧き上がる記憶。それを放っておくと必ず暴走を始めます。
記憶が沸き起こった瞬間、抑え込むように新たなイメージで塗り替えてあげるのです。
このイメージの塗り替え、記憶の塗り替えは事前に練習を繰り返しておくほどスムーズに出来ます。
「フワッと湧き上がるものをググッと押し返す」かなり抽象的ですがこんなイメージです。
いつどんな瞬間に衝動が襲ってくるかわからない
あなたがパチンコを我慢していたとしても、一体どんな瞬間に快楽衝動が襲ってくるか分かりません。
・朝起きた時
・休日、昼食を食べ終わって時間が空いたら
・友人と会話していた時に
・仕事終わりに
・会社の先輩が大勝ちした話を聞いた
等々挙げたらきりがありませんし、こればかりは読めません。
ちなみに「常に行きたい!」という人もいるかもしれませんが、常時パチンコに行きたいと考えているひとはそもそもやめようという気がないと言えるかもしれないので、「パチンコをやめよう」とする行為そのものが向かないかもしれません。
「本当に止めたい」「やめたいけどやめられない」「気持ちを固めたはずなのに快楽衝動に負けてしまう」このような方に効果があると言えます。
1度や2度の失敗は気にしない
知っておいていただきたいのは、私自身この『パチンコ、スロットに対するイメージをネガティブにする』事で脱パチンコ、脱スロットに成功しました。
が、たった一回行って成功したわけではないということです。
あなた自身の中にある射幸性、快楽衝動に関連付いた記憶というのは根強く残ります。
・一度成功したからもう大丈夫
・一度失敗したからもうダメ
ということではないのです。
この方法を使ってパチンコをやめることに成功して数カ月も経つと、快楽衝動というのは非常に弱くなります。
今までは、思考やイメージを強く持つ必要があったものが、それほど強くイメージしなくても衝動を抑えられるようになります。
ですが、必ず大きな気持ちの波(強く行きたいと思う瞬間)はやってくるのです。
進んで失敗してくださいという訳では決してありませんが、もし失敗したとしても「また一からスタートしよう!」という気持ちで諦めなければ必ず最終的に必ず辞められます。
気持ちの衝動グラフ
「行きたい!」と沸き起こる衝動を分かりやすくグラフにしました。
やめたては最も快楽衝動が強く襲ってきます。
ですが、行かなくなるにつれて徐々に衝動の強さは低下していきます。ですがグラフにある『↓』の部分のように、定期的に前日由も強く「行きたい!」という思う瞬間があるのです。
多くの方はこの突発的な衝動の時に失敗してしまいます。これはタバコも同様です。(私自身タバコもやめましたが同じような衝動パターンでした)
初めの頃は常に強い衝動なので気を張っていますが、この時々起こる強いをいかに油断しないかがパチンコをやめるために重要なのです。
そしていずれ目に見えない程。大してネガティブなイメージを使わなくても簡単に衝動を抑えられるようになります。
まとめ
パチンコ、スロットに行きたい衝動が襲ってくるたび『記憶の変換』を使おう。
快楽衝動が弱くなってきたとしても決して油断しないようにすることで、「つい…」という失敗を防ぐことが出来ます。