パチンコ、スロットを実際にやめることが出来た方法はコチラの記事で紹介させていただきました。
そこで今回は、非常に重要な『イメージ力』の練習方法を紹介させていただきます。
依存してしまっているパチンコに行かないためには、パチンコに対するネガティブなイメージを強く思い描くことが大切。
今まで通りなら、「時間が空いたな…暇だしワクワクできるパチンコに行こう!お金も増えるかもしれない!」という意思の元行っていたかと思いますが、それを「実際には、楽しむ前に資金が尽きてしまうかもしれない…」「結局お金は無くなるかもしれない…」この様なイメージに”いつでも”塗り替えられることが重要なのです。
イメージ力の練習
自身がイメージ力を強化するために用いていた方法は、『瞑想』と『深呼吸』です。
これは二つセットと考えてください。基本的には瞑想でイメージ力をしっかり持ち、それを呼び起こす際に深呼吸を使っていました。
瞑想
瞑想と聞くと何だか「宗教っぽい?」「効果あるの?」なんてイメージを持つ人がいらっしゃいますが、かのアップルコンピューター創設者の『スティーブ・ジョブズ』を始め、世界長者番付トップの『ビル・ゲイツ』。 KDDI創設者『稲盛和夫』 パナソニック創設者『松下幸之助』などなど正解を代表する方々、さらにはトップアスリートにいたるまでこの『瞑想』を生活に、仕事に取り入れています。
宗教っぽいような偏見で終わらすのは非常に勿体ない効果を瞑想は持っているのです。
瞑想の効果
瞑想の効果は様々ですが、しいていうなら『潜在意識、無意識にアクセスできる唯一の方法』と言えるでしょう。
普段人間が意識してできることは『顕在意識』つまり、自分自身で理解できて意識することです。
お腹が減った→何を食べようかな? 今日はラーメンにしよう。
この選択は自分で変更可能。これは顕在意識と言えます。
しかし、生命維持に必要な『心臓の鼓動』や『内臓活動』。他にも、夜人気のない暗い場所に行った時に「何となく怖い感じがする…行きたくない…」という気持ちが沸いてくる感情は、人間の意思のではコントロール不可能です。
睡眠中の寝返りなども自分自身に自覚がないため無意識と言えますね。
依存が引き起こされているのは潜在意識
パチンコをやめたい!と考えた時、「よし、行かないぞ!」と決めるあなた。これは顕在意識です。
自分の意志で行かないと決めていますよね?
しかし、強い意志をもって決めたにも関わらずなぜか足を運びたくなる…衝動が抑えれなくなる…
これは確実に無意識の状態。つまり潜在意識に刷り込まれた「パチンコに行きたい」という衝動なのです。
そして自分の理性でコントロールできなくなってしまい、行く。そして結局後悔…この繰り返しではないでしょうか?
呼吸は唯一コントロール出来る無意識
皆さん呼吸をするときは毎回意識して呼吸していますか?目の前にあるものを取る様に自分の意志で。
答えは「NO」のはずです。もしも毎回意識しなければいけない事であれば寝ている無意識の間は呼吸が出来なくなってしまうことになります。
つまり、普段の呼吸というのは無意識。
しかし、呼吸は『自分の意識でも出来る』というのが大きなポイント。
つまり、無意識である潜在意識を、意識下である顕在意識でコントロールできるというです。
心臓の鼓動を自分の意志でコントロール出来る人はいません。その他の臓器の活動も同じです。
普通は潜在意識化にあるものを意識して動かすことは出来ないのです。
しかし呼吸は別。
そのため、呼吸を自分の意志でコントロールすることによって潜在意識にうったえ掛けることが出来るということなのです。
潜在意識にアクセスした状態で意識する
あなたがパチンコ、スロットに行きたい、遊びたいと思うのは潜在意識から来るもの。
つまりこの意識を変える必要があります。
しかしただ意識下において「行かない!」と決めただけでは潜在意識は微動だにしません。
そこで、瞑想、深呼吸を自分の意志で行い潜在意識にアクセスした状態で、パチンコやスロットに対する意識を行い、自分が無意識に思い描いているパチンコのイメージを塗り替えるのです。
もちろんたった一回で無意識が塗り替えられることはありません。が、日常的に、習慣的に行うことで徐々に脳内にあるイメージは変化してきます。
元々生まれ持った時に遺伝子レベルで持っていたものでなければ十分塗り替え可能です。
瞑想の方法
深呼吸でも確かに無意識化にアクセス可能です。
しかし、より強くイメージを働かせるためにも、ゆっくりできる時間、落ち着いて何かを考える時間を作り、そして瞑想という形で行った方が余計な情報が入らず効果的です。
深呼吸は、ふだん生活の中で瞑想によって作ったイメージを思い起こす時に使いましょう。
では具体的な方法を紹介します。色々手段はあると思いますが、それは自分のやりやすい様に調節してください。
ゆっくりできる時間をつくる
例えば人ごみの中、通勤電車の中などではあまりに余計な情報が多すぎます。
出来れば完全に一人になれる、余計な事を気にせずに済む時間を作りましょう。
座禅はできればでいい
座禅は精神統一するのに非常に有効な姿勢です。
ただ、もし足が痛くなって出来なければ無理に行わず、足をむりに組む必要はありません。
出来るようであれば組んでいきましょう。
出来るだけ深く呼吸する
まずは余計なことを考えず頭を空っぽにしましょう。ゆっくりと深呼吸し、手は落ち着ける場所に置いてください。
深呼吸の基本は”息を吐く”ことからです。
まずはゆっくり息を吐ききり肺の中にある空気を全部出します。そしてその後、力を抜くと自然と空気が肺に入って来るはずです。無理に息を吸う必要はありません。
それを繰り返しましょう。
普段のあなたの状態をイメージする
では次に普段のパチンコに行くあなたをイメージしてください。
ワクワクして足を運ぶあなた。「今日は出るかも?」と楽しそう。お気に入りの店に行って好きな台を打つ。
時間を潰せてお金も増えて大満足で帰路につく。
これがあなたの理想とするイメージだと思います。
(このイメージを否定する人もいますが、人間は普通本気で嫌なことはしません。多少なりとも近しい思いは描いているはずです。)
そしてこれはあなたの潜在意識の中にあるイメージです。
イメージを想像の上で壊す
次に、このイメージをイメージの中で壊します。
液晶画面に映っているこのイメージをハンマーなどで割って壊すイメージです。
あくまで想像上なので誰にも迷惑は掛かりません。
先ほど描いたイメージを頭の中で粉々に砕くのです。
今度はネガティブなイメージを強く思い描く
次はパチンコ、スロットに対するネガティブなイメージを思い描きましょう。
先ほどの、パチンコに対する良いイメージを想像上でクラッシュさせたことで新しいイメージが入りやすくなっています。
そこで今度は真逆。
ワクワクして足を運んだが、あっという間に財布の中のお金が無くなった。使ったお金と楽しめた時間が全く釣り合っていない。ATMに行って必要だったお金にまで手をかけて使った。
等々とにかくあなたが大きく損をした様なネガティブでマイナスなイメージを強く想像します。
これを繰り返すことで、徐々にあなたの潜在意識に、「パチンコに行くと損をするかもしれない…」という意識が強く植え付けられることになります。
先ほども言いましたが、人間は自分が嫌だとい思うことを行動するのは非常に嫌います。
例えば「ではこれから1週間タダ働きをしてください。仕事が終わってもあなたが特に得るものはありません」と言われてあなたは進んでやりますか?
普通やりませんよね。誰もやりません。
つまり潜在意識下に、「パチンコ、スロットは自分にとって不利益なものだ」という気持ちを刷り込めさえすれば自然と足は遠のくのです。
衝動が襲ってきたら深呼吸
瞑想でしっかり練習していたとしてもやはり普段の生活で「パチンコに行きたい!」という衝動は襲ってきます。
日中そのような衝動が襲ってきたからと言ってその場で瞑想を始めるわけには行きません。
そこで大切なのが『深呼吸』
深呼吸も自分の意志で無意識を動かします。そのため練習で思い描いていたイメージを思い出しやすくなります。
「あ!なんだかパチンコへのワクワクが襲ってきた!」と感じたら、その感情が暴走するまえに、ネガティブなイメージを思い出し抑え込みましょう。
そのまま放置しておくと行きたくてしょうがなくなってしまい、歯止めが効かなくなります。
結局のところ行く、行かないは自分が最後に決断しているので、その最終決断を「行かない」と選ばせるためにも脳内での早い段階の対処は重要です。
まとめ
パチンコ、スロットをやめるためには、あなたの潜在意識にパチンコやスロットに対するネガティブなイメージを刷り込ませることが大切です。
そして行きたいという衝動が起きたらそのネガティブなイメージをを強く思い出します。
ですが、日頃からイメージ強化の練習をしておかないと、いざというときに結局快楽衝動に負けてしまい効果を発揮しません。
いつでもどこでも強いイメージ力を引き出すためにも空いた時間で練習をしておくことは大切です。